子供と一緒に、富山県射水市にある天然温泉「海王」に行ってきました。海王の湯は、水もお湯も足さない源泉100%の温泉です。その成分量は2021年現在のところ、有馬温泉、吉川温泉、新安比温泉に続く日本で4番目の多さです。
天然温泉 海王とは

そんなに大きくないので一見銭湯に見えますが、れっきとした温泉施設です。ただし日帰り温泉なので、宿泊は出来ません。
定休日
- 毎週月曜日、元旦(月曜日が祝日の場合は営業、火曜日代休)
- 大晦日31日は22時閉店
営業時間
- 早朝風呂は、朝5時~朝8時59分
- 通常営業は、朝9時~夜9時59分
- 夜風呂は、夜10時~11時45分(夜0時に閉館)
利用料金
- 大人(中学生以上)早朝風呂、夜風呂600円
- 大人(中学生以上)通常風呂700円
- 小人(小学生以上)350円
- 幼児(3歳以上)150円
無料足湯

無料の足湯は玄関入口の横にあります。

足湯中に冷たい物が食べたくなったら、豆乳ソフトクリームがおすすめ。食事処の営業時間は11:30~21:00ですが、ソフトクリームだけは10:00から購入できます。受付で「お風呂の利用は無しで商品だけ購入したい。」と伝えれば、入場料無しで1時間ほど滞在できます。
お祭り気分を味わえる館内

中はまるでお祭りの縁日のようでした。ちょっと物珍しい商品が多くあります。

写真の文字を読み上げていくと、「どろ顔写真館」とか「私にさわるといいことあるかも」などとコメントがいちいち面白い。

個人的にケロリングッズは外せない。

飲み物はビンの牛乳、コーヒー牛乳。ちゃんとビンです。これをセレクトした店員さん、温泉を分かっていらっしゃる。

1000円ガチャを発見。500円2枚で出来ます。

面白い。
商品も面白いし、商品に付いているコメントも面白い。なかなか珍しい商品も多かったので、ネタ的なお土産には最適です。
海王の温泉に入ってみた
のれんの向こう側は、当然ですが撮影禁止。ですから向こう側に関しては言葉で説明します。

おんな湯
露天風呂には子供が喜ぶような、大きいタコの滑り台がありました。そして筆者が行った日、イベント風呂にはアヒルが浮いていました。おんな湯限定で、無料の泥パックも体験出来ます。
おとこ湯
おとこ湯にはタコも泥パックもありません。ですから男のお子さんにタコの滑り台をさせてあげたいなら、母親と一緒におんな湯に行く必要があります。海王では身長120cmを超えるまでは、男の子でもおんな湯に入れます。平均的な身長の子供だったら、6歳未満まで大丈夫です。
おんな湯とおとこ湯
入浴した感想ですが、入った時は「かなりぬるいな。」と思いました。しかし後から身体がカッカと非常に熱くなりました。温泉成分が大変濃いので3~5分の入浴で充分温まるらしいです。海王の湯は、最初にぬるいと思っていても長風呂は危険です。
食事処

食事は思った以上に美味しかったです。メニューに富山名物の白エビかき揚げが乗っているうどん、そばがあります。

値段は平均的でした。

トランプ、UNO、カルタ、オセロ、将棋も貸し出し出来ます。子供用の椅子が用意されています。しかし食事の事よりも気になった事があります。それは、
漫画コーナーです。
大量の漫画コーナー

食事処の隣に、漫画を読むコーナーがあります。

漫画の量が多い。

2階に続く。

2階にも漫画がある。
漫画が2500冊以上あるらしいです。ここお風呂屋さんだよね?(誉め言葉です。)漫画好きな筆者としては大変嬉しい驚きでした。
総論:日帰り天然温泉海王の感想
一言、大変楽しめました。
施設自体は広くありませんが、長く滞在出来るように工夫されている感じです。土産に付いている店員さんのコメントも面白くて、購買意欲が刺激されます。筆者もひとつ購入しました。

限定商品「とまと梅」約650円―――他にも珍しい商品が多いので珍しいもの好きの人におすすめです。ところで施設はあまり広くありません。幼児が中で散歩を楽しめるような施設ではないので、幼児が滞在できるのはせいぜい1.5時間くらいです。漫画が読める年齢になったら一緒に楽しめると思います。そしてこういった施設内はたびたび靴を脱ぎ履きする所があるので、ぱっと脱ぎ履きできる靴を履いて行って下さい。(ちなみに海王から歩いて二分の所には新湊博物館と道の駅新湊がありますよ。→白エビと魚が泳いでいるのを見られる道の駅新湊と隣の新湊博物館に行ってきた【越中の伊能忠敬と呼ばれた偉人の展示品】)