富山縣護國神社の青空のみの市(朝市フリーマーケット)がすごい・骨董品アンティーク多数ある富山観光の穴場

富山県富山市の護国神社は、国の為に亡くなった富山県出身の方を、英霊としておまつりしている神社です。この護国神社では、毎月第一日曜日に朝市が開催されています。このフリーマーケットは比較的大きなイベントで、筆者は10年以上飽かずに通っています。駐車場を見ると県外ナンバーが多いので、県外から来てもいいと思わせるほどには人気イベントです。


朝市の日時

富山護国神社のフリマ
護国神社境内の朝市の様子。

朝市の予定日(令和3年版)

だいたい第1日曜日に開催されていますが、毎年1月と8月だけ第2日曜日の開催です。

  • 1月10日(日)第2日曜
  • 2月7日(日)
  • 3月7日(日)
  • 4月4日(日)
  • 5月2日(日)
  • 6月6日(日)
  • 7月4日(日)
  • 8月8日(日)第2日曜
  • 9月5日(日)
  • 10月3日(日)
  • 11月7日(日)
  • 12月5日(日)


朝市の時間

雨が降っても雪が降っても必ず開催されますが、実際に雪の日に行ってみたらさすがに出店数は少なかったです。

  • 夏時間(4月~10月):午前5時から正午まで
  • 冬時間(11月~3月):午前6時から正午まで





朝市のアクセス

富山護国神社のフリマ

富山大橋の富山市よりの土手道を北に曲がります。そして下に降りて橋をくぐります。


富山護国神社のフリマ

すると芝生と砂利が広がる敷地があるので、そこに車を止めて階段を登ります。


富山護国神社のフリマ

階段を登ってそのまま真っすぐ進みます。


富山護国神社のフリマ

ずっと真っすぐ。


富山護国神社のフリマ

そうして5分ほど歩いて、一度右に曲がると到着です。


富山護国神社のフリマ

駐車場の車を見てると、毎回県外ナンバーが多いなと感じます。富山ナンバー以外だったら、石川、金沢、岐阜が多く、たまに新潟、福井、長野、大阪、秋田もありました。






護国神社のフリマ?朝市?のみの市?

富山護国神社のフリマ

このイベントを紹介する時、下のどの単語を使うか迷いました。

「フリーマーケット」「朝市」「蚤の市」

そもそもフリーマーケットは自由を意味する「free market」ではなく、虫の蚤を意味する「flea market」です。中古品の露店だから蚤(のみ)がいるだろうという意味です。つまりフリーマーケットと蚤の市は同じ意味で、古物市の事です。それに対して朝市は、早朝に持ち寄った農産物や加工品などを売買する市の事です。この護国神社の露店は、どちらかと言えば古物アンティークや手作り品が多いです。でも農産物や魚の干物も売られているので、蚤の市であり朝市でもあるという事になります。






護国神社の露店の内容

約180店の露店の内、半分ほどは骨董品アンティークの店です。

骨董品アンティークの店

富山護国神社のフリマ
古い坪の店。

富山護国神社のフリマ
古本、古雑誌の店。

富山護国神社のフリマ
昔のお金の店。

他にも昔の着物、昭和レトロなおもちゃ、レコードが売られていました。




手作り品の店

富山護国神社のフリマ
手作りのカバン、小物の店。

富山護国神社のフリマ
左がサボテンの店、右がメダカの店。

富山護国神社のフリマ
手作り家具の店。野菜の店。植物の店。

10年前からこのフリマに参加している筆者ですが、手作りの店はここ数年でぐっと増えた印象があります。月によっても様変わりしますが、180店の内の4分の1ほどは手作りの店です。



食べ物の店

富山護国神社のフリマ

食べ物に関しては、野菜、果物、魚の干物が多いですが、その場で食べられる物もたくさんあります。たこ焼き、うどん、そば、パン、マフィン、豚汁などです。この日は肉まんとカレーのお店があったので寄ってみました。筆者はシカ肉の肉まんを食べてみました。シカ肉初体験―――不味くは無いですがジビエらしい独特の味でした。チーズマンとスイートポテトマンはとても美味しかったです。他にも珍しい、冷凍の熊肉が売っているお店もありました。





護国神社の参拝

富山護国神社のフリマ

朝市の日には、神社の中から太鼓を打ち鳴らす音が聞こえてきます。まあ普通に神事だと思うのですが、毎回なんだかお祭りのようだなと思います。これを聞くと朝市の気分が盛り上がってきます。


富山護国神社のフリマ

参拝する前には手水舎(ちょうずや)に行って、左手から清めます。


富山護国神社のフリマ

この日も、太鼓の音を聞きながら参拝しました。







護国神社の朝市に出店するには

出店の申し込み方法

出店は誰でも出来ますが電話での受付は出来ません。必ず1カ月前のフリマに行ってからの受付になります。

  1. .出店1カ月前フリマのインフォメーションで、9:00から受付開始。
  2. .その後10:30から神社の社殿で、持参したボールペンで本受付。
  3. .その場で出店料を支払い、「出店許可証」を受け取ります。



出店料

ちなみに筆者もずいぶん前ですが、2005年に出店した事があります。その時にかかった金額は「専用ブルーシート1000円+出店料1000円」で合計2000円でした。専用ブルーシートを取っておいて2回目出店するなら、かかる金額は1000円になります。※ただし当時と出店料は変わっている可能性があります。出店を考えておられる方は、必ずインフォメーションでご確認下さい。


出店準備

富山護国神社のフリマ

出店準備は、夏時間(4月~10月)は、5:00から開始出来ます。冬時間(11月~3月)は、6:00から開始できます。駐車場は離れた所にありますが、出店者であれば荷物を降ろす時だけ神社に横付け出来ます。車は写真の黄色の〇の辺りに、一時的に止められます。朝市の日は警備員さんが常駐しているので、一応声を掛けてから止めましょう。



富山護国神社のフリマ

写真の神社横の駐車場は、参拝客用の駐車場なので使えません。


こどものみの市

2020年からの試みで、こどものみの市が出来ました。子供が無料エリアで出店できる市です。これは当日8:00からインフォメーションでの受付になります。我が家は絵本とパズルを購入しました。







総論:富山護国神社の朝市

昭和59年から続くこのフリーマーケットは、開催規模が大きく出店180店あるので筆者は10年以上楽しめています。社の境内で太鼓の音が打ち鳴らされている中の開催なので、縁日的な雰囲気ばっちりです。観光にもぴったりではないでしょうか。開催時間は正午まで行われますが、掘り出し物を見つけたいなら9時までに行く事をおすすめします。注意事項としては土手の駐車場所から境内まで約200mあり、途中に階段もあります。一人で大きな家具を買うと、運ぶのが大変という事は留意しておいてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする