今から当たり前の事を言いますが、クレーンゲームって本当に難しいですね。「今更なにいってんだこいつ」と思われるかもしれませんが、筆者が我が子のゲームに付き合うようになって改めて感じた事です。しかもクレーンゲームは1回約60秒なので、遊ぶ時間が持続しないという短所があります。―――とこのように親としてはあまりやってほしくない遊びではありますが、筆者が「これだったら割と取れる」「そして取った後でも保育園や小学校の持ち物に利用できる」と思ったおすすめクレーンゲームの景品を紹介します。
目次
クレーンゲームのプレイポイント

まず上のような二本爪は景品を持ち上げる力が無いので、押し出すしかありません。出来れば三本爪のクレーンゲームを選ぶべき。ただし三本爪で景品を持ち上げる事が出来ても、一番上まで持ち上がった瞬間に落ちるように設定されています。つまり一番上まで持ち上がった瞬間に景品穴に落ちるように、そこまで景品を穴に寄せる必要があります。

筆者のおすすめは三本爪かつユラユラ揺れるタイプのクレーンゲームです。上のようなクレーンゲームは三本爪ですが揺れないタイプです。これでGETするには、出来る限り景品を寄せてから持ち上げるという方法しかありません。

上のようなクレーンゲームは三本爪で揺れるタイプです。このタイプは揺れると持ち上がった瞬間に、反動で景品も揺れて穴に落ちる可能性が高くなります。ただしその半面、反対方向へ揺れて穴から遠ざかる可能性もあります。
NOおもちゃ・NOぬいぐるみ

子供に可愛く「もう一回!」とおねだりされて、ついついクレーンゲームにお金をつぎ込んできた筆者です。そんな筆者が今回おすすめするクレーンゲームの景品は、おもちゃでもぬいぐるみでもありません。
ズバリ…髪飾りの「シュシュ」です。
これはたいてい三本爪・揺れるタイプのクレーンゲームの中にあります。最近は鬼滅柄が多いですね。そしてこれが重要ですが、シュシュはかなり軽いので高い確率で持ち上げる事が可能です。筆者は2回で3個取れました。イオンモール高岡のクレーンゲームは100円で2回出来る事が多いので(詳細はこちら→イオンモール高岡南のゲームセンターでお得に遊ぶ方法をまとめてみた【たかおか KIDS SMILE CARD・イベント・映画の半券を利用しよう】)実質100円で3個取れたという事です。子供は「景品が欲しい」というよりも「景品が取れたという事実が欲しい」という所があるので、取れるまで何度もしたがります。我が子はシュシュを使いませんがシュシュが取れた事で満足したようで、その日は100円で済みました。
シュシュをリメイク
シュシュをおすすめする理由として、取りやすい以外にもリメイクしやすいという事があります。筆者が実際に作った、超簡単なリメイク作品を紹介します。
水筒肩ひもカバー

- ハサミでカットして、真っすぐに伸ばします。

- 切り落とした部分を内側に縫い付けて、中に肩ひもを通すともう完成です。

元シュシュ(上)と原形シュシュ(下)を比べて見ると、思ったよりも長くなりました。肩ひもカバーとしても長くなりましたが、子供が使うとすぐにずれるのを見ていたのでこれはこれで良かったと思います。

完成形を実際に身につけるとこんな感じです。

鬼滅柄/和柄の二柄シュシュだったので、正面と後ろで違った柄になりました。
30cmものさし入れ

- シュシュを切って真っすぐに伸ばした後、生地を裏返して左右のどちらかを縫い付けます。

- 縫い付けない片側にはゴム通し口を作ります。シュシュの中には伸縮性のあるゴムが入っているので、これを使えば長さもぴったりです。

- 裏返して縫っていた生地を元に戻すと完成です。シュシュを使うとものすごく簡単でした。
歯ブラシ入れポーチ・箸入れポーチ

歯ブラシ入れ袋も箸入れ袋も、30cmものさし入れと作り方は一緒です。ただ長さを調整するだけです。水筒の肩当カバーや30cmものさし入れの場合はカットしないでちょうど良い長さでした。しかし歯ブラシ入れ袋と箸入れ袋の場合は、3分の2の長さがあれば良いかと思います。

実際に入れてみると30cmものさしの方は幅に余裕があり、楽々入りました。歯ブラシと箸の方は少しきつかったので、プラスチックケースの大きさによっては入らないかもしれません。
総論:クレーンゲーム機の景品を使って細長い巾着袋を作ろう
最近ではフリーマーケット等で手作りの布小物が多く、保育園・学校生活で必要な物を手に入れる事が出来てありがたいです。しかし筆者が見たところお店に並ぶのは、内履き入れ・ボール入れ・ティシュケースがほとんどです。水筒の肩当て・30cm定規入れは全く見られず、自分で作るしかありません。そんな時は今回おすすめしたように、シュシュを使うのがおすすめです。ほとんど縫わなくても良いので、ミシンが無くても製作時間が約10分で済みます。家にあるシュシュを使っても良いですが、クレーンゲームのシュシュは(クレーンゲームにしては)かなり取りやすいです。もし子供のおねだりをどうしても断り切れない時は、「シュシュだったら良いよ。」という風に誘導してはいかがでしょうか。取れても無駄にならないので、おねだりを受け入れる事へのストレスが減ります。