家に着物の帯があったので、インテリアに活用しました。そのインテリアの実例を写真付きで紹介します。
リビング吹き抜けのインテリア
我が家のリビングは吹き抜けがあります。吹き抜けは1階と2階のスペースが連続するので、天井がぐっと高くなります。
100均突っ張り棒を使用

特に手を加えずに、突っ張り棒に掛けるだけにして二階から垂らしました。吹き抜けインテリアのポイントは、その広がり感だと思っています。ぱっと見てすぐに縦の広がりが分かるように、出来るだけ長く垂らしました。

白色の突っ張り棒は、白すぎてかえって目立ちました。一番目立たなかったベージュ色を使います。

しかし垂らした帯を上から見ている時はそう思わなかったんですが、下から見てみるといかにも手抜きな感じがしました。そこで下の部分だけ、飾り棒を付ける事にしました。

100均タペストリー飾り棒は、手ぬぐいをタペストリーのように飾れるものです。しかし、着物の帯は手ぬぐいと違って分厚いです。それで帯をゴムで挟むのに少々手間取りました。分厚い布を挟むコツとかは無く、力押しでギューギューに押さえ込んでゴムを通しました。
完成した実例

上は突っ張り棒。

下は飾り棒。垂らしただけというのは変わっていませんが、飾り棒を使うだけでも手抜き感は薄れました。着物の帯の下部分は飾り棒にするか、着付けが出来る人だったら飾り結びにしたら良いと思います。
テレビの下に敷く布
100均タペストリー飾り棒を使用

筆者はテレビの下に布が必要かどうかというと、必要無いとは思います。ただ我が家の場合、テレビ台がかなり古いのです。木製のテレビ台が傷ついて、下から白っぽい地色が見えるようになったので隠す事にしました。布の左右に切れ端にタペストリー飾り棒を付けました。

本来なら上の写真のように壁に掛ける飾り棒ですが、切れ端を縫うのが面倒なので、このような使い方になりました。
完成した実例

ただの布ですが、飾り棒を使ったらカチっとした印象になりました。筆者のように縫うのが苦手な人におすすめの方法です。
欄間(らんま)の代替品インテリア
100均突っ張り棒使用

筆者は欄間(らんま)のデザインが好きです。しかし欄間は最低でも4万円以上します。そこで欄間ほどお金を掛けずに和風な飾りを付けられないかなと思って、本来欄間があるべき位置に着物の帯を飾ってみました。

まずダイソーで一番短い突っ張り棒を、縦にのせます。

着物の帯を半分に折って、突っ張り棒に通します。

反対側はちょうどエアコンで隠れる所だったので、上から押さえつけるようにして留めました。突っ張り棒が隠れない場合は、上から押さえつけた後に突っ張り棒に巻き付けるようにしたら良いと思います。

中心がたわんでいるので、左右に引っ張って伸ばします。
完成した実例
こんな感じになりました。

当初想像していた欄間の代わりにはなりませんでしたが、和風な飾りと考えれば悪くないと思います。しかしこの飾りは、シンプルなお部屋だと少々目立ち過ぎます。ほどほどにごちゃごちゃした部屋にするか、着物の帯を薄い色のあっさりした柄にした方が良いと思います。
のれんの代替品インテリア
ある場所にのれんを掛けたいと思いました。しかし既製品の中に、好きな柄がありませんでした。布から作ればいいのでしょうが、筆者は裁縫が大の苦手だったので、縫わないのれんにしようと思って、着物の帯を持ち出しました。
100均突っ張り棒を使用

まず着物の帯の端を40cmほど残して、から結びします。結び方は何でも良いですが、筆者は適当に「から結び」にしました。結んだ後、突っ張り棒にぐるぐる巻きつけます。

巻き付けた状態で、のれんを掛けたい所まで運びます。

筆者の自宅の玄関に掛けてみると、こんな感じです。この掛けた状態から端っこを伸ばしたり、シワを伸ばしたりと調整します。
完成した実例

縫わないので、あっという間に出来ました。向こう側を隠せない短さですが、カフェカーテンの代わりにはなります。
総論:着物の帯と突っ張り棒の縫わないインテリア
紹介した全てのインテリアは、「簡単・縫わない・かかる時間15分以下」のインテリアです。材料さえ揃っていれば10分で出来ます。特にのれんはカーテンほどに多様な柄が無いので、好きな柄を見つけられない時もあります。そんな時は着物の帯も選択肢に入れてみたら良いと思います。