子供二人を連れて富山県立大学のひまわり畑を見に行ってきました。摘み取りOKだったので子供は喜んで摘んでいましたが、正直デートスポットには向かないなあと感じました。その点も含めて正直にレポートします。
目次
ひまわりプロジェクトとは?

そもそも何故富山県立大学にひまわり畑があるのかと言いますと、「温暖化対策を学ぶ」という大学教育の一環です。「ひまわりプロジェクト」と名付けられたその計画の概要は、まとめると下記のようなものです。
- ひまわりの栽培
- ひまわりバイオディーゼル燃料の製造
- ひまわりバイオディーゼル燃料の利用方法
ひまわりプロジェクト ~富山県立大学 体感型温暖化対策啓蒙教育~ (eco-sunflower.com)を見ると詳しく書いてありますが、バイオディーゼル燃料を作り出すのはかなり大変なんですね。しかしこの難しさを体感する事で、「エネルギーを作り出すことの大変さ」と「限りあるエネルギーの大切さ」を学べそうです。
ひまわり畑までの地図

大学HPに載っていた画像が分かりやすかったので、そのままお借りしました。この地図の通りに行けば、基本迷わないと思います。
ひまわり畑に行ってきた
上から見た全体図

4万本ものひまわり畑は県立大学と射水市との共同事業として取り組んでいるものです。崖上から見てみると、畑の奥にはひまわりプロジェクトの活動で使われている建物も見えます。

正直言いますと、事前に聞いて想像していたよりも範囲が狭いと感じました。4万本というのはこれくらいなんですね。
駐車場所

道路から下に降る道があるので、畑のすぐ近くまで車で行く事が可能です。

崖上にちゃんとした駐車場がありますが、ひまわりが見頃となるのは8月上旬なのでかなり暑いです。一番歩かずに済むのが畑の横でした。
摘み取り体験をした感想

咲いているひまわりは、摘み取り・持ち帰りOKです。この摘み取り体験は我が子が大変喜んで収穫していました。ただし子供は喜びますがデートスポットには向きません。理由はそこまで見た目を重視して手入れされていないからです。

花公園のように花をメインとした観光地は、毎日手入れされています。観光客が目にするのは綺麗に維持された花々だけです。しかしこのひまわり畑は観光地ではありませんから、当然手入れはされていません。花道の中にはベンチも木陰も全くありません。

話題作りのためもあってか、ひまわり迷路を作ったり揚げパン試食会を開催したりして集客はしているようです。しかしこのひまわり畑の一番の目的は、あくまでバイオ燃料を作り出す事です。

満開時期を多少ズレても綺麗さを保っている観光地公園とは違います。そんな訳でデートスポットには向かないと思います。

のどかな雰囲気なのでSNS映えもあまりしないかな…そんな訳で筆者としては、デートスポットというよりは子供が喜ぶ場所だなと思いました。
ひまわりの食べ方について注意

ひまわりは現在「煎ったひまわりの種を食べる」「種から油をしぼってひまわり油を作る」という風に、食文化に関わっています。ひまわりの葉や花びらを食べる事も出来ますが、花が咲くほど育つと葉も茎は大変硬くなってしまって美味しくありません。もし葉と茎を食べたいなら、新芽や若葉の初期段階で食べると良いです。大きく育ってから食べるなら、花びらと種に限定して食べると良いです。ちなみに市販で売られているひまわりの種の場合、味は基本的にナッツ類と同じような感じなので普通に美味しいですよ。ひまわりの種の使い道は下記の通りです。
- 朝食のシリアルやヨーグルトにトッピング
- サラダにトッピング
- パンやお菓子作りの時に入れる

もっとも食用として作られたひまわりで無ければ、農薬が使用されているかもしれません。ひまわりの味に興味があるなら、自宅で無農薬で育てるか食用ひまわりを買う事をおすすめします。
総論:富山県立大学・射水市の4万本のひまわり畑を見に行ってきた正直な感想
ひまわりは見るからに明るくて気分を明るくしてくれます。子供を楽しませたかったりする他にも、気分が落ち込んでいる時に行くのがおすすめです。ちなみに風水的にも大変縁起がいいとされており、金運上昇の他にも大地からのエネルギーをたくさん吸い取り、周囲に良い気を充満させると考えられています。金運アップを狙いたいなら、西か北西の金の方位に飾ると良いですよ。