100均で手すき和紙のキッドが売られていますが、実は家にあるものだけで簡単に手すき和紙が作れるんです。ちょうど我が家に子供がいたずらした後のバラバラなトイレットペーパーがあったので、それを使った手すき和紙の作り方を紹介します。
目次
まず許容すべき子供のいたずらについて

子供っていたずらが大好きですよね。我が家でもまあ色々やられていますが、これらは全て脳が発達していくのに必要な過程と言われています。子供の脳を発達させるためには、ある程度いたずらを許容する必要があるようです。

- トイレットペーパーを出してバラバラにちぎる
- ティッシュペーパーを全部出す
- 家の引き出しを全部出す
- 隠していたボールペンで床に落書きする
- 外の水たまりで何度もジャンプする
でも毎日こんないたずらばかりされていて参っていた筆者は、いたずらの後始末を少しでも楽しいものにしようと考えました。それが「トイレットペーパーを使った手すき和紙作り」です。
手すき和紙の作り方・キットが無くてもOK!

手すき和紙キットがあるならそれを使えば良いですが、そういったものが無くても家にあるもので作れます。
最低限必要な材料

- トイレットペーパーと水
- ペットボトル
- アイロン
- 排水口の水切りネット2枚(他の代用品でもOK)
水切りネットの代用品

家に水切りネットが無ければ、玉ねぎのネットでもOKですし…

オクラのネット・みかんのネットでもOKです。他にはたまに枝豆・しいたけもネットに入って店頭にならんでいますね。
作り方

- もはや尻を拭けないくらい子供にバラバラにされたトイレットペーパーの残骸です。この捨てる予定のトイレットペーパーを全てペットボトルに入れます。

- トイレットペーパーを入れたペットボトルの中に水を入れて、キャップを閉めてから20回ほど上下に振ります。水の量はトイレットペーパーを覆うくらいです。

- 適当な入れ物(洗面器にでも)にネットを敷いて、ドロドロになったトイレットペーパーと水が混ざった物をその上に載せます。

- この時点で花・葉っぱ・折り紙等の飾り付けをしてから、ネットごと持ち上げてタオルの上に置きます。

- 一番下タオル/下ネット/ドロドロ/上ネット/一番上タオルという感じで、ドロドロをネットとタオルでサンドイッチにして水分を吸い取ります。その後にサンドイッチのままタオルの上から、アイロンかけをすると完成です。
完成形

この後にはがきサイズに切って、実際に使いました。

子供が「飾りは折り紙を使う!」と言ったので折り紙にしましたが、季節の花や葉を使うとより「和紙」らしさが出ると思います。

ちなみに筆者のおすすめは香りの強いラベンダーと赤しそです。

見た目も良いのですが香りが強いものを使うと、アイロンでのした後も香りが残りますよ。
総論:超簡単な手漉き和紙の作り方を紹介
夏休みの宿題にもおすすめできる超簡単工作を紹介しました。簡単なので最後のアイロンの所以外だったら、未就学児でも出来ます。また我が子のように「子供がトイレットペーパーへのいたずら好き」「毎日トイレットペーパーをバラバラにされて困っている」という方、遊びを取り入れる事で少しだけいたずらに対するイライラを緩和出来るかもしれません。材料が揃っていれば製作時間が10分~15分くらいなので、忙しい方にもおすすめですよ。