「2歳の子供と一緒に料理を作りたい。」と思っても、2歳児は危なっかしいですし、出来る事も限られています。そこで「料理とは違うけれど料理もどきを作れる」知育菓子を、子供と一緒に作ってみましたです。
知育菓子とは
知育菓子は、クラシエが登録商標したクラシエの製品です。対象年齢は幅広く、ただ水を混ぜるだけの簡単なものなら2歳くらいからでも作れます。水を混ぜるだけのものなら、包丁で指を切る心配も火傷する心配もありません。多くの種類の知育菓子がありますが、共通しているのは、
- 保存料ゼロ
- 合成着色料ゼロ。
- ほとんどの主成分が天然。
…という事です。知育菓子を作ると、豊かな創造力を育めるらしいです。まあおもちゃでも絵本でも創造力は育ちますから、菓子である必要性ありません。しかし身近にある食品の「色の変化」「材質の変化」を見ると、理科・科学への興味が出るかな、とは思いました。
たのしいおすしやさん

水だけでできる、というパッケージ文句に惹かれて購入・子供と一緒に作ってみました。
作り方
- プラスチックの箱に、一つずつ分けて粉末を入れます。
- 粉末に水を入れて混ぜます。

後はこねて形を整えるだけです。

- 白色はご飯に見えるように握ります。赤色はまぐろ、黄色は玉子、オレンジ色はイクラに見えるように成形します。(イクラはスポイトで水の中に垂らすといくらっぽくなります)
- ご飯の上に具材をのせて、水を混ぜて作ったしょうゆを付けて食べます。
たのしいおすしやさんの味

- まぐろはグレープ味。
- たまごはりんご味。
- いくらはみかんソーダ味。
という味の違いがあります。食べてみると…

酷い味でした。
グレープ・りんご・みかんソーダをそれぞれ食べたら、まだ食べられます。しかし一緒に食べると、それぞれの味が入り混じって最低な調和を生み出しました。子供は喜んで、「おいしいおいしい!」と言っていましたが、おそらく自分で作ったから、おいしいと言うより楽しかったんだな、と思います。
くるくるたこやき

「また、おすしやさん買って~」と子供に言われました。絶対嫌だったので、今度はたこやきバージョンを買ってみました。水で混ぜる所までは同じですが、その後にレンジでチンするタイプのものです。
作り方
- プラスチックの箱に、一つずつ分けて粉末を入れます。
- 粉末に水を入れて混ぜます。
- どろどろな具材を順番にプラスチックケースに入れて、レンジでチン。

レンジでチンすると…

膨張してふっくらしました。

- 最後にソースと青のりをかけて、出来上がりです。
味

あら、ちゃんとおいしい!
…いえ、おいしいというか不味くないだけで、特別おいしい訳ではありませんでした。しかし前回のお寿司があんまりな味だったので、妙においしく感じました。
カラフルアイスショップ

たこ焼きと同じく、水を混ぜた後にレンジでチンするタイプのものです。
作り方

- コーンカップ
- メロンアイス
- いちごアイス
- バニラアイス
- チョコソース
- トッピングカラフルチョコ

1.まずコーンカップの粉末に水を入れて混ぜます。

2.プラスチックケースに入れてレンジでチン。

3.アイス粉末と水を混ぜます。

4.チンして固まったコーンカップにアイスをのせます。

5.チョコソースとトッピングをかけて出来上がり。
味

普通にチョコソースの味がしました。そこそこ美味しかったです。
総論:知育菓子を食べ比べた体験談
知育菓子を買ってみて思ったのは、お菓子というよりは一種のおもちゃのようなものだ、という事です。子供が「料理を作った気分」を味わえる、おままごとの延長にあるようなものだと感じました。おままごと好きな我が子は大喜びでしたし、おままごと好きなお子様におすすめです。ただし味には当たりはずれがあります。
- お寿司は水を混ぜるだけ。砂糖味で甘く不味かったです。
- たこやきは水を混ぜてレンジでチン。塩味風味で普通の味、不味くも美味しくもないです。
- アイスは水を混ぜてレンジでチン。チョコ味で甘く味はちょっとだけ美味しいです。
作り方の難易度にさしたる差は無いので、出来たら味で選んだ方が良いかと思います。
クラシエHPhttps://www.kracie.co.jp/products/category/okashi/001/
![]() |
【作る知育菓子】お菓子を作ろう!知育菓子10種類セット第4弾 ~お子様の豊かな創造力を育てます~ {クラシエ} 価格:2,580円 |
![]() |
価格:2,160円 |