男の子でも女の子でも楽しめる知育おもちゃを、3つ選んでみました。予算を考えずに選んでみると、コスト度外視の少々高価なおもちゃになりました。
アクアプレイ(個人的1位)

運河の国・スウェーデンの保育士さんが考案した「アクアプレイ」は、水を流すおもちゃです。世界中の知育おもちゃを収集・販売しているボーネルンドが出しているだけあって、物が浮かぶ・物が沈む・水の流れを作るといった水の性質が学べます。
知育効果

- 水に物が浮かぶ
- 水の流れをつくる
- 水の力で物を動かす
こういった物理学・力学を、遊びながら学べます。
対象年齢

極端な事を言えば、水遊びが出来る1歳から遊べます。筆者的には「1歳の子供に与えるにはかなり高額かな」とも思いますが、10歳まで使うと思えば早めに買った方がお得かもしれませんね。
個人的おすすめ年齢
筆者は我が子が4歳になったら買い与えようと思っています。何故なら4歳は大脳が大きく発達して、それに伴い大きな認知能力の成長が見られるからです。やはり知識がある程度発達している方が、このおもちゃの面白さを理解できると思います。…というのもありますが、家の小さなビニールプールに飽きるのがこの年齢かな、という思いもあります。
ロックボックスの価格(2021年現在)
折りたためるセット10,450 円(税込)
アクアワールドの価格(2021年現在)
基本セット16,500 円(税込)
マウンテンレイクの価格(2021年現在)
高低差のあるコースが楽しい20,350 円(税込)
ブリッジ&ハーバーセットの価格(2021年現在)
複数人で遊べる大きなセット26,400 円(税込)

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AQUA PLAY lockbox ボーネルンド アクアプレイ ロックボックス 1616 水遊び 価格:23,100円 |
シリーズ一品一品が高額ですから全ては揃えるのは難しいでしょうが、一つ買えば年齢の違う子供同士でも一緒に遊べます。役割意識やみんなで協力する力も育まれます。兄弟姉妹がいる家に特におすすめです。
Kiditecキディテックマルチカー(個人的2位)

kiditec(キディテック)は、スイスの元エンジニアが設計したDIYブロックです。ねじ・ナット・ドライバーなどが本物そっくりに作られており、リアルな設計を体験できます。2018年には健全・ロングセラー・優良を満たしたおもちゃが選ばれるGOOD TOY(グッド・トイ)を受賞しています。
知育効果
- 説明書を見ながら車を組み立てる
- どのように動くか理解する
- 自分で考えて違うモデルに組み替える
こういったアナログな遊びを通してプログラミング的思考・集中力・空間認識力を養ってくれます。
対象年齢

1歳~8歳対象のおもちゃです。基本のブロックのサイズが直径6cmと大きいので、チャイルドマウスでも誤飲の心配はありません。(乳児の口の大きさは直径3.2cm、3歳児は直径3.9cm)親が組み立てれば、1歳から乗用玩具として遊べます。
個人的おすすめ年齢
筆者としてはこのおもちゃの醍醐味は「自分で組み立てた車に乗車する」という事だと思っています。組み立てられるようになる4歳~8歳ぐらいにおすすめです。
価格(2021年現在)
22,000円(税込み)
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価格:22,000円 |
79パーツ(15種類)入っている高額ブロックですが、すべてのシリーズに互換性があります。子供が気に入ったなら、他のセットを買って他に大きなサイズの作品も作れますよ。
シリコン粘土(個人的3位)

- 油粘土
- 小麦粉粘土
- お米粘土
- 紙粘土
- 砂粘土
- 寒天粘土
- パン粉粘土
多種多様な粘土の中でも特に子供が喜ぶと思ったのは、そのシリコン粘土の特徴にあります。
シリコン粘土の特徴1
シリコン粘土は乾燥しません。小麦粉粘土・お米粘土・紙粘土は、扱いやすいですが、乾きが早く作り直しできなくて困る事もあります。その点シリコンねんどは乾く事がないため、何日も時間をかけて作れます。
シリコン粘土の特徴2
べたつきが少なく掃除しやすいです。親としてはありがたい事に、小麦粉粘土・お米粘土・紙粘土よりも掃除・片づけが非常に楽です。

べたつかないので細かい屑がカーペットや床の隙間に落ちてもさっと取れます。
シリコン粘土の特徴3
200度のオーブンで10分焼くと固まります。これが子供が喜ぶと思った一番の特徴です。他の粘土も乾燥して固まれば作品として残せますが、シリコン粘土はより「しっかりと固まる」性質を持っています。

焼いた粘土は消しゴムのような触感になりました。これで水で遊べるほど丈夫になります。
短所
シリコン粘土は硬めで伸縮性がありません。それでとても色を混ぜにくいです。

大人の力で混ぜようとしても完全に混ざらず、マーブル模様のままでした。

色を混ぜずに原色のままで作った方が、綺麗に仕上がると思います。
価格
価格はメーカーによって違うので一概には言えませんが、多種の粘土の中では高額の部類で、小麦粉粘土・お米粘土・紙粘土よりは倍のコストがかかります。しかしじっくりと作品を仕上げたいタイプの子供だったら、乾燥せずに使えるので、かえって経済的かもしれません。暗闇で光るタイプ、水の温度で色が変わるタイプ、キーホルダーとして作れるセットなど、シリコン粘土自体も多種になってきました。
総論:3歳~10歳くらいの男児女児が絶対喜ぶコスト度外視おもちゃ3選
1位は水遊び、2位はブロック遊び、3位は粘土でしたが、それぞれのジャンルの中ではコスト度外視した高額なものの紹介になりました。高額ですがかなりおすすめのおもちゃです。それに最初にコストがかかっても子供が長く遊んでくれたら、かえって経済的だと思います。