富山県内の図書館では、10月か11月にお得な本のリサイクル市が開かれます。そんなに数量は多くありませんが、保存状態の良い雑誌が無料で手に入ります。Takt(タクト)やファッション雑誌もありましたが、ジャンルとしては流行ものなので食指が動かず。しかし育児本、家づくり本、実用書、料理、手芸、園芸の本は、数年前の雑誌でも気になりません。筆者も早速もらってきました。大規模ではなく小規模ですが、なかなかお得なイベントです。
目次
射水市の新湊図書館
新湊図書館ってどんなところ?
新湊図書館は新湊中央文化会館の中にあります。この建物は地元の「日本高周波鋼業富山製造所」さんが命名権(ネーミングライツ)を買ったので、現在は「高周波文化ホール」とも呼ばれます。

市内最大の大ホールがあり、プロのコンサートや演劇はたいていこのホールで開催されます。

図書館は2階にあります。エレベーターも使えますが、時間に余裕がある方は階段で上るのがおすすめです。ステンドグラスやギャラリーを楽しめます。

長さ27mのステンドグラスは、国内でも最大級規模の作品です。地元出身作家の大伴二三弥氏が、曳山祭りの山車16個の標識をデザインされました。
新湊図書館のリサイクル市

- 日時:だいたい毎年11月の土曜日
- 場所:2階図書館の入口前
- 持ち帰り冊数:一人5冊まで
入口前に設置されるので、中に入る必要はありません。つまり本を借りなくても、リサイクル本を持ち帰る事が出来るという事です。
射水市の正力図書館
正力図書館ってどんなところ?
正力図書館は、大門総合会館の3階にあります。

大門総合会館は薄ピンク色の外観が特徴的です。

セミナー、集会、講演、会議に使われる事が多い建物です。1階には北陸銀行大門支店、軽食カフェ、正力・小林記念館があります。
正力・小林記念館
1階にある正力・小林記念館とは、富山の偉人「正力松太郎氏」とその後継者「小林與三次氏」の記念館の事です。とても小さい記念館ですが、二人の収蔵品が100点ほど展示されています。

〇正力松太郎氏…プロ野球の創設と育成、カラーテレビの普及発達に偉大な手腕を発揮しました。プロ野球の父、テレビ放送の父、原子力発電の父と呼ばれています。
〇小林與三次氏…正力氏の後継者で、読売新聞の経営者です。日本テレビの経営建て直しをしました。そして読売新聞の発行部数を世界一にしました。「読売中興の祖」と呼ばれています。
正力図書館のリサイクル市


- 日時:だいたい毎年11月の土曜日
- 場所:3階図書館の入口前
- 持ち帰り冊数:一人5冊まで
入口前に設置されるので、中に入る必要はありません。本を借りなくても、リサイクル本を持ち帰る事が出来ます。
射水市の下村図書館のリサイクル市

- 日時:だいたい毎年11月の土曜日
- 持ち帰り冊数:一人5冊まで
射水市の中央図書館のリサイクル市

- 日時:だいたい毎年10月・11月の日曜日
- 場所:中央図書館2階会議室
- 持ち帰り冊数:一人5冊まで
高岡市の中央図書館のリサイクル市

高岡市中央図書館は、ウイングウイング高岡の2階・3階にあります。中央図書館に駐車券を持っていくと、駐車料金は1時間無料になります。図書本リサイクル市は、県民芸術文化祭「ウイング・ウイング祭」と同時開催されます。
- ウイング・ウイング祭の日時:毎年10月末~11月初めの土日
- リサイクル市の日時:毎年10月末~11月初めの土曜日
- リサイクル市の場所:ウイングウイング高岡2階
砺波図書館のリサイクル市

砺波図書館は2020年11月にリニューアルオープンしました。国道156号線沿いの砺波チューリップ公園の近く、砺波体育センター跡地に建てられました。老朽化した砺波図書館では、毎年「図書リサイクル市」が開催されていました。雑誌の数がかなり多く、約700冊ほどが1冊10円で販売されます。クラフトやインテリアに使える英字新聞もあります。人気のイベントだったので、おそらくリニューアルした砺波図書館でも開催されるのではないでしょうか。
- 日時:毎年4月の約1週間
- 料金:1冊10円
- 持ち帰り冊数:一人5冊まで
南砺市立図書館のリサイクル市

南砺市の図書館は、中央図書館、平図書館、城端図書館、福野図書館、井波図書館の5館あります。この全館の共通行事として、毎年「なんと!図書館まつり」が開催されます。その中のイベントの一つが、リサイクル市です。
- 日時:毎年10月下旬~11月の約2週間
魚津市立図書館のリサイクル市

- 日時:毎年11月
- 持ち帰り冊数:一人3冊まで
TOYAMAキラリ内の富山市立図書館のリサイクル市

富山市立図書館は、地元富山の木材やガラスを使ったビル「TOYAMAキラリ」の中にあります。内装は木材を多量に使った吹き抜け部分が美しく、図書館の他に富山市ガラス美術館、富山第一銀行、カフェ、ショップが入っています。残念な事に専用駐車場が無いので、近くのコインパーキングで駐車するしかありません。(30分100円)
〇開館時間(日~木):9時30分~19時
〇開館時間(金、土):9時30分~20時
〇休館日:第1水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
〇入館料:無料
〇駐車場:なし
- 図書館リサイクル日時:休館日の翌日(たいてい第1木曜日)
- 図書館リサイクル場所:4階の文庫本コーナーの奥
- 持ち帰り冊数:1人2冊まで
総論:富山県内の図書館本リサイクル市
リサイクル雑誌を見てみると、大体2年3年前のものが多かったです。Takt(タクト)やファッション雑誌は、流行を追いかける本なのであまり食指が動きませんでした。しかし育児本、家づくり本、実用書、料理、手芸、園芸の本などに関しては、数年前の雑誌でも気になりませんでした。筆者が今回頂いてき育児本「クーヨン」と家づくり本「すみごこち」です。

基本小説・絵本・漫画等は無くてあるのは雑誌のみですが、雑誌を無料でもらえる事に興味がある方は図書館のリサイクル市をのぞいてみてください。