令和2年6月にリニューアルされた、氷見の漁業文化を体感できる施設「ひみの海探検館(氷見市漁業文化交流センター)」で遊んできました。隣の緑地公園には遊具もあり、子供も合わせて楽しめました。
目次
リニューアルしたひみの海探検館(氷見市漁業文化交流センター)
ひみの海探検館は、令和2年6月にリニューアルオープンしました。変わった所は、映像装置や体験型展示装置が増えた事です。施設内ではVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などハイテクノロジーな技術が使われていました。

リニューアル前は入場料300円だったのですが、無料になっていました。
料金
〇入館料:無料
〇駐車場:無料
〇駐車台数:乗用車100台、大型バス8台
休館日
水曜日、祝日の翌日、年末年始
開館時間
9:00 〜 17:00
ひみの海探検館に入館

施設内だけではなく、入口にも定置網が飾ってありました。

この日は日曜日でしたが、人が少なめでした。あまり人気がないのかな、と感じました。
館内の休憩所

- 授乳室:なし
- おむつ替え:館内多目的トイレ内、屋外多目的トイレ内
- 障がい者対応トイレ: 館内に1つ、屋外に1つ
残念ながらリニューアル前にあったレストランは無くなっていました。しかし和風ベンチには座布団が敷いてあり、空調も効いており、飲食自由です。無料の休憩場所として利用出来ます。
後述しますが、隣に公園があるので遊び疲れた時に利用させていただきました。
ハイテクVR(仮想現実)シアター

- 天然のいけす富山湾(3分)
- 氷見の漁師体験(3分)
大迫力の4面大型スクリーンでは、この2種類の映像が15分ごとに流されています。映像の中では海の中に行ったり漁船の上に行ったりと、自分がそこにいるような臨場感が楽しめました。
ハイテクAR(拡張現実)ストリーム

- 館内ポスターのQRコードから「ひみお魚AR図鑑」アプリを取得します。
- それを上から吊り下げられた魚プレートにかざすと、それぞれの魚の情報が表示されます。
施設の天井にはおよそ全長70メートル、実物大で本物の大型定置網が吊り下げられています。吊り下げられた魚プレートは、定置網に掛かった魚を再現しておりAR機能付きです。なかなか迫力がありましたし、実際の大きさを自分の身体で感じ取れるのは良かったです。
アナログ黒板説明

定置網に関しては、黒板でも詳細な説明書きがありました。ハイテクノロジーも良いですが、個人的にはこういった館員さんの努力が感じらるアナログの方が好きだったりします。
アナログハンズオンひみ
「ハンズオンひみ」という体験型テーブルがありました。漁業文化をゲーム形式で学べるものです。

これは解体ショーができるひみ寒ブリ人形です。人形といっても可愛らしいものではなく、なかなかのリアルさでした。子供も大人も良い勉強になります。「ハンズオンひみ」テーブルは全部で5台でした。
※現在はコロナで接触禁止、見るだけです。
本物の漁船と大漁旗
船大工さんが作った、本物の漁船や大漁旗が展示されていました。

漁具、民具など漁村文化が紹介されています。漁船の一つは乗船OKだったので、乗ってみました。

撮影もOK。
氷見漁港が近い
ひみの海探検館は、氷見漁港のすぐ隣にあります。

施設入口の反対側から出てみると、

もうそこには漁船が浮いています。
観光船(遊覧船)
氷見沖に設置された定置網などを巡る、観光船(遊覧船)があります。観光船の発着乗り場は、ひみの海探検館です。
チケット購入場所
ひみの海探検館、ひみ番屋街総合案内所で購入できます。運航経路は【ひみの海探検館発→唐島→阿尾城跡→巨大定置網→ひみの海探検館着】です。気象条件が良ければ立山連峰が見えますし、カモメにエサやりもできます。悪天候時の欠航の知らせは玄関入口掲示板か、氷見沖クルージングTwitterアカウント @himioki_cruising から確認できます。

ひみの海探検館の場合、観光船チケットは自動販売機で購入できます。自動販売機は玄関入口近くにあり、乗船チケット以外のメニューもありました。
- アイス150円
- ガリガリ君100円
- ハトムギ茶350㎖100円
- ハトムギ茶500㎖150円
※団体15名以下は予約不要です。
※団体15人以上の場合は、団体割引で1人50円割引できます。
※障害者割引あります。
運航期間と時間
〇運航期間:5月~11月中旬
〇出発時間: 9時、10時、11時、13時、14時、15時
乗船料金(長時間25分コース)
〇中学生以上(大人)1000円
〇小学生500円
〇未就学児無料
乗船料金(短時間15分コース)
〇中学生以上(大人)500円
〇小学生300円
〇未就学児無料
レンタルサイクル

ひみの海探検館では、レンタルサイクルの貸し出しもしています。氷見は海辺の景色も良いですが、漁村の街並みも良いです。少し車で走っただけで、小さい祠や神社をいくつか見かけるので、レンタルサイクルは街並み巡りに最適だと思います。
料金
1台500円
休業
冬季12月~3月
レンタルに必要な物
身分証明書(免許書、学生書、保険証など)
氷見漁港内緑地公園
ひみの海探検館で遊んだ後は、施設の横にある「氷見漁港内緑地公園」で遊んできました。「氷見漁港、公園」で検索すると、真っ先に「比美乃江公園」が出てきますが、広く展望台のある比美乃江公園ではありません。氷見漁港内緑地公園は比美乃江公園ほど広くありませんが、楽しい遊具があります。比美乃江公園の遊具に関してはこちらの記事をどうぞ→氷見漁港場外市場ひみ番屋街と比美乃江公園【富山観光におすすめ】
遊具全体像

魚の形をした遊具です。遊具の上には藤子不二雄Ⓐ先生がデザインした、氷見市のゆるきゃら「ひみぼうずくん」が見えます。「ひみぼうずくん」は氷見の海からやってきた愉快な海ぼうずの子供で、いつも釣り竿とブリをかかえています。
あみあみ

遊具の対象年齢はだいたい2歳~8歳、と感じました。
対象年齢

緩やかな坂道、普通の階段、急な階段、ボルタリングと数種類の上る手段があるので、2歳~8歳の幅広い年齢層で遊べる遊具だと思います。

簡単な短い滑り台。

普通の滑り台。
ターザンロープ

遊具全体を見るとそんなに大きくありませんが、良い意味でこじんまりとまとまっています。子供が遊具で遊べる時間は、30分~1時間ほどです。
総論:ひみの海探検館とその隣の緑地公園で遊んできた
ひみの海探検館HPhttp://himi-totoza.com/
氷見沖クルージングTwitterアカウント @himioki_cruising
氷見番屋街HPhttp://himi-banya.jp/
ひみの海探検館は飲食可能な施設なので、休憩するのに助かりました。緑地公園に関しては氷見番屋街のすぐ近くなので、氷見番屋街に行った子連れ家族におすすめです。比美乃江公園にも遊具はありますが、遊具だけに関して言うなら緑地公園の方がおすすめですよ。(比美乃江公園に関してはこちらの記事をどうぞ→氷見漁港場外市場ひみ番屋街と比美乃江公園)